 【近況報告、大会への抱負、目標など】
9月に入り少し涼しい風が吹いてきました。暑さもやわらぎ、動きやすい中でのトレーニングが続いています。夏の走り込みも終わりスピード練習に移行してる今日この頃です。私は7月の日本選手権後、まず痛めていたアキレス腱の回復に努めました。アキレス腱は5月に痛めたのですが、実は日本選手権までは不安と焦りとで絶望的な日々を過ごしていました。
家族、コーチ、トレーナー、会社の方々、そして早稲田大学の学生、私にとって大切な多くの人たちに支えられ思いのほか早く回復しましたが、良い状態での試合でなかったために私にとっては心身ともにダメージが大きい試合でした。幸いにも秋のシーズンまではたっぷり時間がある状況だったので、焦る事もなくしっかり体を見つめなおす時間を過ごせたわけです。そこから1ヶ月半、ひたすら走りました。
このような夏の練習は初めてです。昨年は8月にヘルシンキ世界陸上があり、その後アジア選手権と張り詰めた夏を過ごしましたから。その後秋には貯金がない状況でのレースとなり、なかなか満足のいく結果が出せないまま後味悪くシーズンを終了しました。でも今年は久しぶりに夏の貯金をすることができたのです。
前半戦を振り返ると反省ばかり並びます。目標記録から遠い記録でしか走る事ができませんでした。肉体面・精神面・技術面・・・色々な角度から結果を分析し、夏の練習で課題克服に努めました。まだまだ途中経過ではありますが、100m・200mをこんな風に走りたいなとはっきりとしたものが見えてきました。そして部分的ではありますが、今の練習で少しずつ現われ始めています。
スーパー陸上では100mを走ります。あのスタートで大丈夫?と思われることでしょう(苦笑)。
でも100mの練習もしてるので安心してください!?正直、今年は100mが楽しくて仕方ないのです。私の年齢を考えないで聞いてもらいたいのですが、やっと100mがわかってきたような気がします。「信岡沙希重の100m走」の完成を目指して1つ1つ課題を克服しているところです。スーパー陸上は走る相手も日産スタジアムも文句のつけようがない良い条件が整っています。ですから私も今から楽しみで仕方ありません。相手に対しても自分に対しても挑戦するのみです。本当に早く走りたいですね。
スーパー陸上は世界のトップアスリートのパフォーマンス、日本選手の世界への挑戦、1日に陸上競技の面白さを凝縮した大会になると思います。多くの方に足を運んでもらい、大きな応援をしてもらえたらとても嬉しいです。横浜でお会いしましょう。
【自己PR】 私と陸上競技の出会いは小学5年の秋でした。運動会での徒競走が1番、リレーの選手になるといったどこでも聞けるような話ですが、その先にあったのが陸上競技でした。とは言っても、冷静に振り返ると絶対に出会えたものだったかはわかりません。私の気持ちとしては「走る」ことへの興味や距離は遠くなかったのですが、私の通う小学校や地域では陸上競技は聞きなれないものでした。少し離れた小学校でのスポーツ少年団に通うことになったので、その少年団を探してくれた母が私と陸上競技とを出会わせてくれたのです。
小学校で出会えなくても中学校で出会っていたのでは!?と思われるかもしれませんが、私が通える中学校には陸上部はありませんでした。ですから、もし少年団での陸上競技に出会っていなかったら今の私はないかったでしょう。その少年団で全国大会を経験することができ、そこから私が陸上競技を追いかける生活になりました。陸上部がある中学校へ、陸上部が強い高校へ、陸上の歴史がある大学へ、世界を見据えたミズノへ就職・・・・と陸上との出会いを大切に守ってきました。
こんなふうに続いてきた競技生活ですが、終止符を打つときが必ずきます。その時まで私らしい陸上生活を送り、どこまで速く走れるか、挑戦し続けたいと思います。 |